たぬきが大阪城音楽堂へ行くこととなった。妹のうさ吉と共に、好きなアーティストのライブを見にくのである。
大阪城音楽堂は大阪城公園内の野外にあり、今まで2回ほどお邪魔したことがある。この会場は、ステージがあり、客席があり、そしてその客席の後ろに芝生の席があるのだ。芝生の席は空いているところを見つけて周りの人の様子を伺いながらちょこんと座る。
前回までは椅子の席を購入していたのだが、ずっと後ろの芝生が気になっていたのだ。後ろの芝は、楽しそうに見える。そして今回、猛暑の中、大阪城音楽堂に行くことになり、これはもう芝生席でしょ!となったのである。少しでも日陰を求めてである。客席は日光から逃げられないからね。
そして当日、熱中症対策として、飲み物を凍らせて、保冷材を凍らせて、首に巻くタオルを準備、日焼け対策の帽子とアームウォーマー、日焼け止めを準備。カバンがパンパン。
いや本当に暑さの心配しかしていなくて、セトリとか全く気にしてなかった…。野外で数時間耐えるという耐久イベントに変わっておりました。ほんと野外フェス行く人すごいなぁ~と思ってます。
会場に着くと、開演の30分前になると整理番号での入場も終了していて、遅刻して来たかのように会場に入るたぬきとうさ吉。余裕なんだけどね。
芝生席はまだ空いている所が多く、それでも前方の方は埋まっていて、たぬきはとにかく木陰の場所を探す。見えやすさとか二の次。そしてちょうどいい木陰の場所に、持ってきていたビニール袋をお尻に敷き座った。周りを見ればレジャーシートを小さく畳んで座っている人も多かった。人工芝なので、草や土が付く心配はなかったです。
着席してからは、保冷剤を取り出し、タオルに巻いてうさ吉と共に首を冷やす。日焼け止めを塗りなおし、帽子やらタオルを被る。日傘はさせないのでね。見た目なんか気にしちゃいらんねー。
そうして開演になると、曲と共にとっても楽しくなってくる。たぬきは立ち上がったり手を振ったりせずに、座りながら体を揺らして楽しむタイプ。会場の一体感とかよく分からない。
座っている場所は、周りの人とも距離があったので、周りの人に迷惑にならないように三角座り、胡坐、足を伸ばしたりなど自由なたぬき。冷えたポカリスエットをこまめに飲みながら、好きな曲を聴くのは良いですね~。途中でぬるくなった保冷剤を取り替えたりしながら、のびのびとライブを楽しめました。そして後半に悲劇が。
日差しが緩くなったころ、蚊が飛んでき始めた。野外なので覚悟はしておりましたが、こんなに人おるのに何故にたぬき?隣のうさ吉は全く噛まれず、たぬきは4ヶ所ほど噛まれました。曲の合間に、うさ吉の持っていたムヒを借りてヌリヌリ。
そして、足元にちびこい蟻んこがちょくちょく歩いているんです。曲を聴きつつ、カバンに登ってきた蟻を払いつつ…忙しかった。絶対蟻を何匹かお持ち帰りすると思った。(幸い自宅では見つかりませんでした)次回からは虫よけ必須。
そしてライブも無事に終わり、ほくほくで帰りました~。やっぱり生演奏は良いですな~。
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