たぬきは花火大会に行ったことがありません。人が多いから行こうと思ったことがありませぬ。暑い中の人混みがとっても苦手です。いつも家にいて、急に外でドンドン音がして、びっくりして花火大会に気づきます。
そんな感じで生の打ち上げ花火を見ることが無く生きてきましたが、最近は花火を見る様になったのです。
ひよこちゃんの部屋から花火が見えるとの事なのです。めっちゃ素敵やん。
ひよこちゃんの家から花火まで距離があるけれど、お部屋から見えちゃうのです。水面の花火は見えないのですが、それでも素敵。ひよこちゃん家で花火観賞をするようになったのです。
そして今年、たぬきはふるさと納税で冷凍の鰻を頼んでおりまして、冷凍庫で保管しておりました。
花火と鰻。最高ではないでしょうか?この時のための鰻。
花火大会当日。
花火の開始時間に合わせて直接ひよこちゃんの家へ。鰻を持ってアライグマちゃんと合流。
「私のカバンの中に、鰻が入ってるよ」
「ありがと~」
鰻を主張するたぬきと、お礼を言ってくれる優しいアライグマちゃん。
二人で歩きながら、鰻以外に何も準備していないことを話す。お米の準備はお願いしていたけれど、他は何も決めてない。コンビニへ寄ってひよこちゃんへ連絡。
「今コンビニいるけど、他何か食べ物とか飲み物ある?」
「え~炭酸がある。ノンアルコールのビールもある。味噌汁作ったよ。あとトマト」
「全部水分やね了解」
アライグマちゃんとジュースやらお惣菜やらを購入。
アライグマちゃんがおやつにゼリーを持ってきてくれていたのでそちらをデザートに。ありがとう!!!
ひよこちゃんの家に到着し、鰻の準備。お湯を沸かして鰻を温めます。たぬきが持参したどんぶりを取り出して、ご飯を盛って鰻を乗せてタレをかける。お味噌汁を温めて、総菜を並べ、準備が整ったところで花火が打ちあがりました。完璧すぎる。
部屋の電気を消して、花火を見ながら鰻をもぐもぐ。うんま~い。タレの甘みと鰻のふっくら具合と鰻の香ばしい香りと、とにかく最高。幸せすぎる。
時たま花火が見えなくなるのは、水面下の花火だと思われるから仕方なし。高く打ち上がってくれたらありがたし。閃光のような花火かっこよかったです。
たぬきは一人エヴァを思い出してテンションあがってました。
そうしてずっとご飯を食べながら花火を見て、全て食べ終わるころに花火も終了しました。本当に完璧すぎる!!!
大人になってからは、体感温度だけで季節を感じるしかなくなっておりましたが、こうやってイベントを楽しむの有りですね。子供の時よりも自由に自分たちで遊べるようになったのは本当に楽しいです。
来年もまたお邪魔したいと思います!来年も鰻頼みまーす!!!
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